2019年06月10日

東北ドライブ

 6月2日、フォレスターで初めての東北ドライブに出かけた。
東北自動車道久喜ICより、郡山JCT経由で会津坂下ICまで高速道を使い、さらに県道
(田舎道)を選んで飯豊、長井、白鷹へと北上。
寒河江の手前から、東北ドライブでは必ず通る県道27号線に入り、月山へと向かう。
途中、十八才と言う面白い名前の村を通り、柳川と言う自分にとっては懐かしい地名の
温泉地に向かう。

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                 <月山>

標高1,000メートルを超えるとまだ深い残雪が見られる。
朝の9時に家を出発し、月山に着いたのはちょうど夕暮れ時、弓張平公園から登った姥沢
駐車場(標高約1,150m)で車中泊。日が暮れるとさすがに寒い。防寒ジャケットを持参して良かった。

21時ころには就寝。
後部座席の背もたれを前に倒し、荷台部分を広くしてそこにキャンプ用のマットを敷きベッドにする。
ハイラックスサーフに較べてその床の面積は同じくらいだけど、天井までの高さが随分低い。
なので車内で寝袋の準備などは前屈みの窮屈な姿勢でしか行えない。
しかし体を横たえると175センチの身長でもゆっくり足を伸ばして寝られる。

 翌朝4時に目が覚め、直ぐに鳥海山に向け出発。
三年前の十月にここを訪れた時は紅葉の季節で、山一面が黄金色の世界だった。
今は初夏、緑が深い。

遊佐から鳥海ブルーラインで鳥海山の五合目まで上る。

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               <鳥海山 鉾立展望台>

ここも標高で1,150mくらい。眼下に日本海が広がり、南に遊佐町、酒田市その先に庄内平野が望める。
ブルーラインを象潟方向に下りて、鳥海山北麓の中を走る58号線(象潟矢島線)を行く。

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途中、善神沼という残雪に覆われた沼で鳥海山の雄姿をパチリ。
この辺りからエゾハルゼミの声が絶え間なく続く。
 矢島町から大仙市まで県道を行き、途中から秋田自動車道に乗って秋田県の太平山へ
と向かう。

夕方前に秋田市内に到着。
ガソリンを満タンにした後、入浴のため「太平山リゾート公園」内にある大浴場に向かう。
秋田へ来たら、ここか八郎潟の風呂に必ず世話になるところ。
さっぱりした後、車の窓を全開にしていつもの仁別国民の森へと入っていく。

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            仁別国民の森 睡蓮の池

県道15号線(秋田八郎潟線)の仁別リゾート入り口を過ぎると民家が途切れ、
旭川治水ダム入り口を過ぎるといよいよワイディングロードがはじまる。

以前は日中でも林道に出てくる野生動物を目撃出来たが、近年は日が暮れないと
見られなくなった。
森林博物館を通過して、舗装が随分痛んだ林道を最奧の太平山登山口まで約12キロ、
登山客の車と森林管理局の車が停まっていてがっかり。
これらは日暮れとともに居なくなる為、それまでの時間潰しも兼ねて他のめぼしい
ところを回ることにする。

仁別リゾートから太平山登山口までのメインの林道から枝状に幾つか、ダートの林道も
存在するが大概は短い距離で先に進めなくなり、藪が深く動物の観察には不向きである。

秋田市方面に戻ったところに大滝山自然公園があり、そこへ向かう。
ここも野性味のある道。野鳥の声がいい。サウンドレコーダーを携帯しなかったことが
悔やまれる。

野鳥の囀りの中、木漏れ日を浴びてただぼんやりと日暮れを待ち、再び仁別の森へ。
真っ暗な林道を行くも、テンの姿を一度見ただけで空振り。
誰も居なくなった登山口まで行ってUターン。
その夜は仁別リゾートから少し離れた無人の駐車場で車中泊。

朝4時に目覚め、直ぐに林道へ。夜が明けたばかりの太平山登山口に向かう。
しかし既に先客あり。水たまりの先にまだ乾かないタイヤの跡があることですぐに
分かる。
最奧まで行くと予想通り2台の車。登山する人は早起きらしい。
鳥の声は堪能出来ても、獣は姿を見せず。
9時ころに太平山にさよならして高速に乗り、能代からさらに北上、十二湖へと向かう。

十二湖の横を通って白神山地を東西に延びる県道28号線(岩崎西目屋弘前線)に入る。
三年前、この道を白神湖(美山湖)に抜ける予定が、途中の天狗峠辺りの林道崩壊で
全面閉鎖になり、その時は引き返して鯵ヶ沢に北上、岩木山方面から美山湖へ向かった。

今回は予定のコースに閉鎖は無く、笹内川を逸れるところから登りの細い林道に
入っていく。
「この先50キロ余りは、ほぼ未舗装です」の看板。
確かに四国の剣山スーパー林道並みのダートだった。

ダートと言っても地面が剥き出しになった所は少なく、小砂利が撒かれたぐねぐね道で、
オフロードバイクのライダーが喜びそうな林道をゆっくりと登っていく。

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                  白神山地

獣の気配を感じ取る為に窓を開けて走っていると、いつの間にかダッシュボードが
埃に覆われているのに気づき、慌てて閉める。
降りてみると車のお尻は土埃にまみれていた。

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約2時間をかけて美山湖に到着。携帯している水で、お尻の汚れを落としてやる。
初めて走った岩崎西目屋弘前線、生き物は見かけず期待したブナ林も見られず、
正直なところ面白い道ではなかった。

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                  ヤマドリ

美山湖からさらに東へ進み、左に岩木山を見て弘前へと至る。
そこから少し北上するかたちで八甲田山へと向かった。

黒石市を抜けて国道394を経由し、八甲田山の北側に当たる青森田代十和田線を行く。
右手に八甲田の山々を見て、ブナ林を抜け、牧場らしき丘陵地帯を走る。
道路は舗装してあり車の量も少なく、美しい景色に爽快な気分。

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山麓に広がるブナ林が美しい。
きっと秋には見事な黄葉が楽しめるのだろう。
八甲田山を回り込む形で南下し、奥入瀬渓谷から十和田湖へと向かった。

十和田湖周辺は生き物の観察をしたことがなく、地図だけを頼りにそれらしい林道
を見つけ、入ってみる。
ただ青森県では地図に載っている林道でも極悪路が多く、フォレスターでも走行を
躊躇い、入山を断念することが多かった。
夕方に湖畔に到着、近辺の山の中を走り、21時ごろから十和田湖を一周する道を
探索してみるも、動物の姿は見られなかった。

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                  十和田湖

湖畔で車中泊。
翌日も十和田湖周辺の山道を走ってみる。
途中、道路真ん中で佇むキツネに遭遇。
車を近づけても逃げないどころか運転席の方に回り、何か物欲しげな目で見上げている。
どうやら、車を止めて餌をねだる商売をしているらしい。
この辺りは十和利山に近く、3年前にツキノワグマによる大きな事件が起きたところ。
妙に人馴れした野生動物が多いのかも。
「人に頼って生きるな!」と意見し、さよならした。

十和田湖から県道2号線(樹海ライン)を通って鹿角市へ、さらに南下して八幡平へ。
一際目を引く岩手山を右に見て快適な高原道路を走り、盛岡市の北をかすめて早池峰山
の南側に到着。
この辺りも初めて来たところで、残念ながら山深い感じは無く早々に遠野に向かう。

2時ころに遠野市に到着。
たかむろ水光園というホテルで湯に入り、ついでに名所?のカッパ淵を散歩。

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観光の為に浄化されているのか流れは清く、茶色がかった十センチくらいの魚が群れを
作って漂っていた。
カッパは現れなかったが、昔懐かしい田舎の風景が感じられる場所ではあった。

遠野を出ると雷が鳴りはじめ、雹まじりの豪雨。
車体に雹が当たる音と視界が塞がれるほどの雨で道路脇に避難。
長年、車の運転しているが、こんなの初めて。
小降りになったことを確かめ、奥州市に向かって再スタートした。

奥州市を抜けて陽が傾き始めた奥州湖の横を通過し、栗駒に向かう。

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栗駒焼石ほっとラインと言う、いかにも温ったかそうな名前の道を栗駒山に向かう。
342号線に出たころには薄暗くなり、とても国道とは思えない山道を登り栗駒山
中腹の須川高原に到着。
真っ暗になった高原を二時間ほど探索してみたが、まだ残雪が見られる高地なので
動物の姿は少なく、アナグマしか見られなかった。

夜中、再び激しい雷雨。
テントで雨に遭うと水漏れや翌朝の片付けの憂鬱があるが、車だとそんな心配も無く、
ぐっすりと寝られる。

翌朝、いつも通り4時に目が覚め、早朝の動物を期待して山道を下っていく。
国道398経由で途中から県道248に入り、鬼首へと向かう。

鬼首の街から最上町方向へ3キロほどのところに牧場が広がっていた。

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黒牛が点在する広い牧場で、つい誘われ丘陵地に伸びる道に入って行った。
旅行前に下調べしていなかった場所で、野生動物の香りがする「掘り出し物」
のような場所だった。
すすき野原と書かれた標識を目印に、辺鄙なところへ入り込んでいく。
やがて道はダートとなり、道路脇の枯れ草が車体を撫ではじめる。
いくら走ってもすすき野原に辿り着かず、道はさらに悪路となる。
地図の描かれた看板があり、調べてみると車道ではなく、
ハイキングコースに入り込んだことを知る。

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道はさらに狭くなってそこで前進を断念。すすき野原に辿り着けず引き返した。
この辺り一帯は雑木林の広がる丘陵地帯となり、ゴルフクラブだかホテルだかの
廃墟もあり、いろんな動物の気配を感じる場所だった。
次回、東北を訪れる時には時間をかけて探索してみたい。

県道63に戻り、最上町を抜け尾花沢市から寒河江市に向かう。

寒河江市では四日前に通過した見覚えのある道を逆に辿り、さらに南下。
白鷹町から長井市を経由して米沢市、さらに桧原湖を通って磐梯山へ。
猪苗代湖に出て磐越自動車道に乗り、会津坂下まで。
このルートは初日に通ったところで、ドライブのお終いだと思うと
思わずため息が出る。

会津坂下ICで下り、柳津を通って琵琶首へ。
ここはクマを求めてもう五、六回は訪れている村。
幹線から外れた山間に小さな集落が散在し、渓流沿いに田畑がつくられ、
自然の中で人々が暮らしている雰囲気がいい。
いつも行く博士山付近を探索し下山。
15時過ぎたころから、足尾を目指して南下する。

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                   松木川

日暮れ前に足尾に到着。
足尾ダムまで行って、いつもの景色に挨拶。
陽が落ちた道を舟石峠に向かう。
鹿が多い。
雄の鹿は今頃袋角のはずだが、一頭も見られなかった。銀山平まで行って、Uターン。
鹿の他はテンとアナグマ。
今回、東北を回った中でも動物の密度では足尾が一番高く感じた。

足尾にもう一泊する気持ちもありながら、舟石峠の広場にキャンピングカーの先客
があり断念。
来年の今頃の季節、北海道に行くことを目論みながら栃木より高速を利用し自宅に戻った。








posted by アニマ at 21:44| Comment(0) | 日記

2019年04月09日

富士山一周

秋津の方へドライブに行くつもりが天気が良く、急遽富士山を見に行くことになった。
富士山一周は二年ぶりくらい。
春霞で冬場ほどくっきりではないにしろ、富士山の稜線に小さい雲がかかっているだけの青空だった。

中央高速から大月、河口湖へと抜け、いつもどおり時計と反対回りに車を走らせる。

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    県道71号 富士宮鳴沢線 富士ヶ嶺農林畜産物生産組合直売所からの眺め

県道71号線は途中、青木が原樹海を抜ける。
動物飛び出し注意の看板があり、確かに野生動物の生息する環境だと感じられるが、今まで何度も通行しながら、まだ一度も動物の姿を目撃したことはない。きっと、夜には姿を現してくれるのだろう。

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          南東側の山麓。水ケ塚公園から見る宝永火口

桜の季節なので、富士と桜の観光写真の極め付けのような写真を撮ろうと思いながらも、いい桜の木が見当たらず。富士スカイラインに入ったところに富士山さくらの園があり、たくさんのソメイヨシノが咲いていたが、肝心の富士に雲がかかりツーショットを断念。

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                  山中湖より

御殿場近郊を通り、籠坂峠から山中湖へ。
いつものコースで道志川沿いに相模湖に抜け、車の多い都会の道を我が家へと戻った。




posted by アニマ at 22:49| Comment(0) | 日記

2019年04月01日

二週間以上も、咳と微熱の抜けない日々が続き、それに加えて後半は腰痛にも悩まされ、散々な日を送っていた。
オープン記念展の片付けで「モラン」を抱え上げた時に腰を痛め、次の日にドライブで一日中、運転していたことで悪化させたようだ。
これで「モラン」に腰をやられたのは二度目、その点からは要注意人物像と言える。

自宅の近くに忠恩寺という、大きな桜が楽しめる寺がある。
無住で先ごろまで随分古びた寺だったが、昨年、建て直しされ美しくなった。

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この春も咲き誇り、散歩する人間とお腹を空かせたヒヨドリを惹き寄せていた。

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           *画像は無粋な電線等を修正しています。





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2019年03月07日

白岡市美術家協会 こもれびオープン記念展 第二部、三部

 白美の絵画部門に続き、彫刻・工芸・書のオープン記念展が3月5日より始まった。
私の出品作品は、このブログの表紙?になっている「モラン」。
三年前の白美展、二年前の埼玉県展に続き、これが3回目の展示会となった。

会場のギャラリーはスペースとしては小さいが壁面がそれなりに整い、
スポットライトなどの照明も設備されているので、作品を飾る環境としては一番優れ、
特に彫刻や工芸の立体的な作品の見映えを良くしていたと感じる。


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会期は3月17日まで。
公民館での白美展4日間に比べ、期間が長いだけにポツポツ来場して下さるお客さん
の数は、たぶん千人は優に超えている。








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2019年02月20日

白岡市美術家協会 絵画部門 生涯学習センターオープン記念展の開催

昨年の十月、白岡市役所のとなりに生涯学習センターが完成した。
白岡市美術家協会でもそのオープンを記念し、部門ごとに3分割して作品展を行うことになった。
第一弾は 日本画・洋画の絵画部門。
期日は2月19日から3月3日までの二週間。


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まだギャラリーとして不備な点もあるが、少なくとも作品の鑑賞を目的にしているのでスポットライト等も用意され、F10号位の作品なら壁面だけで20点は飾れるスペースになっている。


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絵画部門が終了すると、引き続いて彫刻・工芸・書の合同展が3月5日から17日の予定で開催。
私は、三年前の作品で「モラン 〜戦士」を出品します。






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2019年02月07日

再度、見沼自然公園へ

寒さが緩み、ひと月ぶりに見沼自然公園に出かけた。今回は家族四人。
前回と比べ、鳥の数も種類にも特に変化がなく、池の縁で大勢のカモが迎えてくれた。

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トモエガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、カルガモ、マガモ。オオバン、カイツブリ。
葦の水辺ではアオサギ、シジュウカラなど。


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今回は、残念ながらエナガの群れには出会えなかった。





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2019年02月02日

群馬県水上 雪道ドライブ

スイス在住の娘が帰国し、温泉に入りたいとの希望で群馬県水上に一泊旅行した。
こちらは温泉には未練がなく、新しいFORESTERで雪道を走る目的で山間部に入り、奈良俣ダムへと向かった。
街中では綺麗に除雪されていたものが、山奥へ入っていくほどに雪が深くなり、ダムの近くまで行くと路面は真っ白、アイスバーンになっていた。


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雪の踏みしめられた道で新品のスタッドレスの走行性能を試す。さすがに急ブレーキや凍った轍の上を行くと滑るものの、雪道での制動感覚が掴めて満足。


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奈良俣ダムは雪に覆われ、ダムの上にある展望台までは道路が閉鎖されて行けず。
下から眺めているとダム横の山の中腹に一頭だけ、餌をさがすニホンカモシカを見つけた。


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2019年01月13日

荒川 大麻生野鳥公園

自宅から車で一時間と少しの距離にある、大麻生公園野鳥の森に行った。
熊谷市広瀬の広い荒川河川敷にある、森と葦原がメインの公園。
河川敷にあることから堤防を越えて駐車場へと入るが、入り口が解りづらく関係車両以外進入禁止の立て看板や車幅ギリギリの車止めが設置してある。
しかし駐車場に入るとそこは広く、マニアの車が10台ほど停っていた。

荒川の流れに近い葦原は広い。冬場なのでヒワやアオジしか見られなかったものの多分夏場は昆虫の観察には面白い所に違いない。
草原を一周して森に入ると思っていた以上に鬱蒼として、鳥の声は方々から聞こえても全く姿が見えない。


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五分ほど歩いたところに小さな池があり、その周りにメガホンほどもある望遠レンズ付きのカメラで野鳥の姿を狙うマニアが並んでいた。
しばらく見ていると珍しいところではヤマドリ、ヤマガラ、カケスが観られた。

森の中は幾筋も径があり、そこから外れるのは禁止されている。
なので木々の下生えとなった笹藪の中では餌を啄ばむ小鳥が多く、獣の足音と間違えてしまう。
行き過ぎた管理はされていないので木々は密生し、鳥の声はすれど姿を捉えるのは非常に難しい森だった。

300ミリの望遠でやっと捉えたシメ。


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2019年01月03日

見沼自然公園へ初詣

元旦の散歩に、見沼自然公園に行った。
見沼代用水(見沼たんぼ)に沿っていくつもある公園の中では、一番自然が残されている公園。
さほど大きくはないが鳥獣保護の為に立ち入りを禁止されている森もある。

公園の真ん中に池があり、カモ類が沢山見られた。

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毎年飛来しているカモなのにたいそう慣れている。
食べ物を目当てにいろんな種類のカモが集まっていた。
オナガガモ、ヒドリガモ、トモエガモ、カルガモ、それに混じってオオバン。

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その中でも少し珍しいトモエガモ。

posted by アニマ at 12:15| Comment(0) | 日記

2018年12月26日

気の早いロウバイ

二年ほど前にアトリエの花壇に植えた蝋梅が、早くも満開になりいい匂いを漂わせている。
前の開花は今年の1月4日と記録しているので、半月ほど早い。
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前回は花が咲くと同時に近所で飛び回っているヒヨドリに食べられ、楽しむ間もなく終わってしまった。
今回はまだヒヨドリの食べ物が他に残っているせいか、近くで飛び回っているわりには被害がない。
いずれヒヨドリに目をつけられるの明らかなので、今回は鷹のオモチャでも吊るしてみようかと考えている。


posted by アニマ at 18:44| Comment(0) | 日記

2018年12月17日

冬なのに朝顔

夏にまったく咲かなかったアトリエの朝顔が、11月になって花を開き、今も元気に咲き誇っている。
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朝顔と言うと夏休みの宿題が思い起こされ夏の花のイメージが強いが、もともとは秋の花だと妻が言っていた。
暑い夏に涼を求める意味で秋の花を夏に咲かせるようになったとか。

これで雪でも降れば面白い光景になりそう。
posted by アニマ at 13:43| Comment(0) | 日記

2018年12月09日

安曇野アニマルウォッチング 4

夜間のアニマルウォッチングで飯縄山(いいづなやま)と黒姫山の合間を行く県道38号線を2往復してみたものの、野生動物の姿は全くなかった。道路は舗装され快適な道ながら真っ暗で、広葉樹の林も広がっているので生息環境は良いはずなのに、どうしたことか。

また夜明けとともに、動物の姿を探して車を走らせても成果はなかった。
帰路、戸隠から鬼無里(きなさ)を経由して白馬、さらに南下して再び安曇野の中房林道へ。
大きな雄の放浪猿。住宅も多い県道を闊歩していた。

往路と同じルートを戻ることにして、松本へ。さらにビーナスラインを辿って美ヶ原高原へ。

標高2000mから見ると、松本安曇野方向は雲の下。

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途中、ビーナスラインで2度もシマリスを見かける。

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閉鎖前の八ヶ岳 麦草峠を越えて北相木村からぶどう峠へと向かう。
日暮れと深い霧が重なり、やや恐怖を覚える林道を下っていった。
posted by アニマ at 14:12| Comment(0) | 日記

2018年12月06日

安曇野アニマルウォッチング 3

二日目の夜は、穂高有明にある「かじかの里公園」の暗い駐車場で車中泊。
珍しく街中で泊まったものの真夜中に人の気配で目を覚ます。
眠気まなこで見ると車の周りを廻る大柄な男の影。十メートルほど離れた所には
ヘッドライトを点けた車が一台。
車を狙う輩かも知れず、すっかり目が覚めてしまう。
話し声から男達は複数・・・と思っていると、ヘッドライトに我が身を
照らして踊り出した大男。よく見るとジャケットの背中に長野県警とあった。
迷惑な警官。街中での車中泊はこんなことがあるのでよろしくない。

 夜明けとともにR148を北上して白馬へ、そこから山道に入り
鬼無里(きなさ)という美しい村を経由して戸隠へと向かう。

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紅葉も景色も美しいが動物の姿には恵まれなかった。
その晩は、飯綱高原の唯一キツネが見られた霊仙寺湖畔の駐車スペースで就寝。
posted by アニマ at 22:24| Comment(0) | 日記

2018年12月05日

安曇野アニマルウォッチング 2

ドライブ二日目。
生憎の雨となり、林道横の開けた場所に車を止めぼんやりともの思いに耽る。
良く言えば次の作品の構想を練る時間。悪く言えばただボーッとしている時間。
二時間もじっとしているといろんな生き物が現れる。
賑やかなカケス、仔猿を連れた十頭ちかいニホンザルの群れ、おまけに野良で
ありながら品のある若い猫、草むらから出てきた時は白兎と間違えた。

烏川渓谷沿いの林道が舗装工事となり、別な林道を探す。
穂高有明の宮城という所から中房温泉に続く林道を見つけ、日が暮れてから
入って行く。
対向車があったらとてもすれ違えない細い箇所がいくつもあり、おまけに
ガードレールの外側は深い崖。切り立った山腹を縫うように十キロほど行くと
中房温泉にたどり着く。
途中、珍しくニホンカモシカに遭遇。警戒心はさほど強くなく、ゆっくりと対面出来た。

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後で知ったことで、この地域はニホンカモシカの特別保護区になっているとか。
ずいぶん急斜面での生活ながら、穏やかだったのも得心できる。






posted by アニマ at 00:11| Comment(0) | 日記

2018年12月03日

安曇野アニマルウォッチング 1

先日、安曇野までアニマルウォッチングに出かけた。
自宅からずっと一般道を走り、今回は十石峠街道からぶどう峠、海ノ口から麦草峠に向かって八ヶ岳を越えた。

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十月の下旬で紅葉が美しかった。
蓼科、白樺湖、ビーナスラインで松本市に入り、安曇野に着いた時は、もう薄暗くなっていた。

すっかり日が暮れてしまったあと、そのまま烏川渓谷の林道へ。
日中、大掛かりな補修工事が行われ、大型トラックや人が入るからか動物の姿は全く見られず。その晩は、五月にサーフがオーバーヒートでダウンした渓谷入り口の記念の場所で車中泊。





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2018年12月01日

はじめまして  

これはまだ試験です。

ブログを始めたのだけど、作り方がさっぱりわからない。
テンプレートのデザインを直そうとマニュアルを読んでも
イマイチ理解出来ない。
型が用意されて便利な反面、融通が利かないのだろう。

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上の作品は、2016年に制作した「モラン 〜戦士〜」。
埼玉県展で入賞して賞金をゲットし、白岡市美術家協会展にも出品。
塑造(そぞう)と呼ばれる粘土を使っての造形で、最終的には樹脂
(エポキシ系)にして彩色しています。
アトリエanimaのホームページを開設しています。
他にもいろんな作品をアップしていますので、ご覧下さい。
posted by アニマ at 17:56| Comment(0) | 日記